「私の<個別化>は、あなたの<個別化>とは違うんです!」
<個別化>という資質は「”人と異なる”ことを好み、人びとの共通性よりも差異に価値を見出す」という才能の集まりです。それぞれの個性は尊重されるべきで、個性こそが能力の最大の源だと考えています。その考え方により、一人ひとりに合った最適な役割配分を行うことができ、それが生産性の高いチームを作り出します。
他人の個性や長所に気づくことが得意であり、自分自身も他人から個性を尊重してもらえると誇りに感じます。また、自分は「独立した個」であると強く意識していることから「人と同じ」選択をできるだけ避けようとします。
端的に表すとどんな人?
<個別化>を上位資質に持つ人を形容する言葉として「個性を伸ばす」や「相手に寄りそう」、「洞察力」などが挙げられます。曖昧な判断を嫌う傾向もあることから「デジタル」、「二元論」と評されることもあります。
一方で、何よりも人と異なることを優先したがるため集団行動が苦手な傾向があります。同様の理由から「無難・鉄板」な選択を嫌い、結果として「ベストの選択」よりも「他人と同じではないこと」を優先してしまうことすらあります。このような特性から「面倒くさい人」と思われてしまうかもしれません。
どのような才能の集まり?
- 人は皆異なる存在だと考え、自他をそのように扱います
- 人それぞれの特徴に配慮した対応をします。一人ひとりが独立して自立した存在であると考え、またそうなれるように支援して人の長所を引き出します
- 人と異なることを好み、「普通」を避けようとします
- 洞察力に優れ、相手の言葉になっていないニーズや、まだ明らかになっていない特徴を把握することが得意です
資質の組み合わせのアイデア
自分や他者の上位資質で、組み合わせて活用することで相乗効果を発揮しそうなものを挙げています。なお、実際には資質の組み合わせに制約はありません。自分の意思と工夫で、どの資質どうしの組み合わせであっても相乗効果を得ることができます。ぜひ工夫し続け、自分の必勝パターンを見つけてください。
- <親密性>との組み合わせ
- あの人ともっと深い関係を築くために、あの人の良いところをたくさん探してみよう
- <信念>との組み合わせ
- 私自身が一人ひとりの顔を見て話すことにより、全ての仲間が居心地よく過ごせる場所を創り上げ、維持する
- <調和性>との組み合わせ
- それぞれの違いに応じた適切な対応を行うことで、全員が納得できるような結論に導く
より詳しい解説が必要な方は
この資質について「もっとよく知りたい」、「活用のためのヒントがほしい」という方は、まずはお問い合わせ・ご相談よりお気軽にご連絡ください。
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※「ストレングスファインダー」およびその各資質名は米国Gallup社の登録商標です
※上記記載内容は弊社の知見に基づく独自の考察であり、この資質の標準的な特性と思われるものです
※資質名は同じでも、実際に含まれる才能は人によって異なります。自分だけの才能を正確に知るにはストレングスファインダーを受験し、レポートを参照してください。