<責任感>(“Responsibility”®︎)の解説

「一度約束したことです。途中で止めるなんてあり得ません」

<責任感>という資質は「決めたことは必ずやりぬく」という強い意欲につながる才能の集まりです。どのようなことであれ約束を守ります。

もちろん約束は現実的には100%守ることができるわけではありません。<信念>を持つ人が約束を守れなかった場合、その「借り」を別のかたちで返そうとします。それは「約束を守る人」だという評価を損ねたくないからです。

端的に表すとどんな人?

<責任感>を上位資質に持つ人を形容する言葉として「信頼できる」や「真面目な」、そして「エース的存在」などが挙げられます。有言実行であることから「ブレない」という言葉も当てはまるように感じます。

<責任感>を上位資質として持つ人には仕事が集中する傾向もあります。一方で「頼れる人」というイメージを維持し続けたいという強い欲求もあるため、頼まれたこと断れないことも多く、そのために仕事の「バックログ」を抱えがちで、常に「オーバーフロー状態」となってしまうおそれもあります。

どのような才能の集まり?

  • 約束を守ります
  • 周囲からの期待に必ず応えようとします。現実的に手一杯になってしまっているとしても、頼みは断りません
  • 例え義務が果たせなくても言い訳はしません。代わりに何らかの方法で借りを返します
  • 自分自身にも他人にも、やり遂げることを強く期待します

資質の組み合わせのアイデア

自分や他者の上位資質で、組み合わせて活用することで相乗効果を発揮しそうなものを挙げています。なお、実際には資質の組み合わせに制約はありません。自分の意思と工夫で、どの資質どうしの組み合わせであっても相乗効果を得ることができます。ぜひ工夫し続け、自分の必勝パターンを見つけてください。

  • <戦略性>との組み合わせ
    • 全ての約束を果たすための最適な取り組み方を見つける
  • <アレンジ>との組み合わせ
    • 持っているリソースを最大限に有効活用してミッションを必ず成功させる
    • ミッション達成条件や与えられたリソースが変更されてもすぐに最適な対応方法を柔軟に創り出す
  • <慎重さ>との組み合わせ
    • 引き受ける前に、本当に問題がないかよく考える
    • 正しく条件を満たしているかチェックし、より完璧に約束を守る

より詳しい解説が必要な方は

この資質について「もっとよく知りたい」、「活用のためのヒントがほしい」という方は、まずはお問い合わせ・ご相談よりお気軽にご連絡ください。

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※「ストレングスファインダー」およびその各資質名は米国Gallup社の登録商標です
※上記記載内容は弊社の知見に基づく独自の考察であり、この資質の標準的な特性と思われるものです
※資質名は同じでも、実際に含まれる才能は人によって異なります。自分だけの才能を正確に知るにはストレングスファインダーを受験し、レポートを参照してください。