<運命思考>(“Connectedness”)の特徴

「すべてのことに意味がある。偶然なんてあり得ない」

<運命思考>という資質は「人々は、不可視の大いなる存在のもとで互いに結びついている」というビジョンに基づく才能の集まりです。特定の宗教を信じているかどうかには関係なく、人は自分の意思だけで考え、行動しているわけではないと考えます。つまり成功や失敗は必ずしも個人の行動に起因するわけではないという考え方により、目先の出来事にあまり一喜一憂しません。また視座が高く、抽象度の高いものの考え方をする傾向があります。

そのような特徴から、異なる特徴や価値観を持つ人々を結びつけることが得意です。些細なことには動じず、差異を気にしないその姿勢がメンバーに安心感を与え、それがチームをまとめます。

端的に表すとどんな人?

<運命思考>を上位資質に持つ人を形容する言葉として「包容力」や「出会い・縁」、そして「連帯」などが挙げられます。やや間接的な表現になるかもしれませんが、「インクルージョン」という表現も当てはまるかもしれません。

一方人間関係においては、目に見えないつながりを重視し、論理性をあまり重視しない傾向があることから「現実を見ない」と思われることもあります。また、物事の成否を「運」と結びつけて語ることが多いことから、場合によっては人の努力や貢献に関心がないと受け取られてしまうおそれもあります。

どのような才能の集まり?

  • 人々の違いではなく、共通性に目を向けます
  • 全ての人はつながっている、だから人のためにすることは自分のためでもあると考えます
  • 論理性や合理性よりも、「あるべき姿」を先に考えます
  • 「繰り返されること・日常」に意味を見出せるようチームに働きかけ、モチベーションを維持することが得意です

活躍する場面は?

  • 多様な特徴、価値観を持つ人々で構成されるチームをとりまとめる役割
  • 時間的制約が少なく、落ち着いて考えたり対話できる職場
  • 深い悩みについて相談を受けるような立場
  • 困難が多く、容易には目標が達成できないことがわかっているミッションをとりまとめる役割

おすすめのアクション

  • 困っている人を積極的に助けましょう。あなたの包容力や落ち着きが、相手に安心感を与えます。
  • できるだけ信頼できる仲間のいる職場を選びましょう。義務と権利ばかりで成り立っている組織でやりがいを見出すことは難しいかもしれません。
  • 世界を俯瞰して捉えることは必要なことであり意味もありますが、個人と向き合うときにはその相手のことをちゃんと見てあげましょう。成功しても失敗しても「運」という切り口で捉えてしまうことは、相手の努力や存在を受容していないということなのかもしれません。

資質の組み合わせのアイデア

自分や他者の上位資質で、組み合わせて活用することで相乗効果を発揮しそうなものを挙げています。なお、実際には資質の組み合わせに制約はありません。自分の意思と工夫で、どの資質どうしの組み合わせであっても相乗効果を得ることができます。ぜひ工夫し続け、自分の必勝パターンを見つけてください。

  • <包含>との組み合わせ
    • 共通性を感じられずに孤独でいる人を仲間として招き入れ、大いなる存在のもとの同志として安心感を与える
  • <責任感>との組み合わせ
    • 自分を信じてくれている仲間を必ず守る
  • <個別化>との組み合わせ
    • 人はみなつながっているが、それぞれの個性を発揮することでより良い存在となれる

※ストレングスファインダーおよびその各資質名は米国Gallup社の登録商標です
※上記記載内容は弊社の知見に基づく独自の考察であり、この資質の標準的な特性と思われるものです
※資質名は同じでも、実際に含まれる才能は人によって異なります。自分だけの才能を正確に知るにはストレングスファインダーを受験し、レポートを参照してください。