<調和性>(“Harmony”)の特徴

「どの声にも価値があると私は思います」

<調和性>という資質は「とにかく不和を避けたい」という強い想いが行動の原点となる才能の集まりです。何を行うにしても対立や混乱が役立つことは何もないと考え、トラブルが起きそうなときは仲裁しようとします。

事なかれ主義というわけではありません。対立や混乱は非生産的なものであり、自分たちが義務を果たすためには主張し合うのではなくできるだけ早く共通点を見出すことこそが重要だと考えています。無駄を排除したいのです。

端的に表すとどんな人?

<調和性>を上位資質に持つ人を形容する言葉として「受けとめてくれる」や「クッション」、そして「着実な」などが挙げられます。「いい人」と見られることも多いでしょう。

一方で自分の意見を言わない、決断をしないという傾向があることから「主体性がない」や「日和見」と思われてしまう可能性もあります。

どのような才能の集まり?

  • 自分の意見を自分から話し出すことはあまりありません。状況を混乱させないために、場の方向性が定まり事態が動き出してから必要だと考えることだけを話します
  • トラブルを避けるため、常に周囲を良く観察します
  • 議論が対立したときなどは適切に介入し、それをできるだけ早く終わらせます
  • 停滞を嫌い、生産的でありたいと願っています

活躍する場面は?

  • 意見の異なる人びとの意見をとりまとめる役割。ファシリテーター、仲裁者、教師など
  • チームの生産性を引き出す役割。管理職、プロジェクトマネジャーなど
  • ビジョンと現実の妥協点を探してビジネスを前進させる役割。商品開発責任者など
  • 公平さが求められる役割。予算配分や人事評価など

おすすめのアクション

  • 対立の調整をする際には、事実と想像の違いを明確化することを心がけましょう。その方が議論を早く終わらせることができます。
  • 議論を決着させるために必要な情報やエビデンスを提供してくれる、信頼できる知人を増やしましょう。
  • チームで議論するときは声を上げることが少ないメンバーの意見も集め、公平さと客観性に留意しましょう。中立さを担保することであなたの存在感がより重要になります。
  • あなたの仲裁能力を高めてより信頼が得られるように、ノンバーバルな表現による影響力を高めましょう。

資質の組み合わせのアイデア

自分や他者の上位資質で、組み合わせて活用することで相乗効果を発揮しそうなものを挙げています。なお、実際には資質の組み合わせに制約はありません。自分の意思と工夫で、どの資質どうしの組み合わせであっても相乗効果を得ることができます。ぜひ工夫し続け、自分の必勝パターンを見つけてください。

  • <競争性>との組み合わせ
    • チームの結束を最大化させ、他のチームに打ち勝つ
  • <信念>との組み合わせ
    • チームを守るために、チームの仲間意識をより高める
  • <適応性>との組み合わせ
    • 状況の変化に応じて論点や結論を柔軟に変え、作業の遅滞を避ける

※ストレングスファインダーおよびその各資質名は米国Gallup社の登録商標です
※上記記載内容は弊社の知見に基づく独自の考察であり、この資質の標準的な特性と思われるものです
※資質名は同じでも、実際に含まれる才能は人によって異なります。自分だけの才能を正確に知るにはストレングスファインダーを受験し、レポートを参照してください。

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