<内省>(“Intellection”)の特徴

「よく考える必要があるので、しばらく散歩してきます」

<内省>という資質は「独りで考え続ける」ことにつながる才能の集まりです。気がつくと頭脳活動に没頭しています。独りでいることを好むのは、その方が思考しやすいからです。

他人からは単に黙りこんでいるだけと見えたり、物静かな人と思われることも多いですが、実はその頭の中ではさまざまな要素や情報が次から次へと組み合わされ、仮説が作られ、自問自答を繰り返しています。<内省>を上位資質に持つ人にとっては、考えることは最も生産的な作業の一つです。

端的に表すとどんな人?

<内省>を上位資質に持つ人を形容する言葉として「沈思黙考」や「自分の世界」、「概念的」などが挙げられます。行動よりも思考を好むことから「慎重派」と評されることもあります。

一方で、議論の途中で黙りこんでしまうことも多く口数も少ないことから「引っ込み思案」と思われてしまうこともあります(<内省>を上位資質に持つ人は頭脳活動を「好む」だけであり、主張の得手不得手とは関係がありません)。

どのような才能の集まり?

  • 行動よりも思考を好みます
  • 独りで過ごすことを好みます
  • 考えを重ねることにより、より良い結論や仮説を導き出すことができます
  • 熟考により生み出されたアイデアや知恵は、自他の成功に寄与するものです

活躍する場面は?

  • 業務を改善することで評価される仕事
  • 企画や分析など、考えること自体が仕事となる業務
  • 時間の縛りが少なく、作業を管理される頻度が少ない仕事
  • ルーチンワークが少ない仕事(考えるべき新しい事案に出会うことができる)

おすすめのアクション

  • 考えるばかりではなく、ときどき記録しておきましょう。記録を残すことにより、それを土台としてより洗練された思考が可能となります。
  • 考えるばかりでなく、できるだけその進捗状況を周囲に伝えましょう。それによりあなたの行動の真意を理解してもらえるようになるとともに、有益なインプットを得られる可能性も高まります。
  • 行動力のある人をパートナーに選びましょう。考えすぎてチャンスを逸してしまうような事態を避けることができるかもしれません。
  • あるテーマについて考え始めたら、できるだけ早くそのテーマに関する本を読みましょう。あなたが考えようとしていることがすでに別の専門家によって明らかにされている場合、あなたの時間をもっと有効に使える可能性を高めることができます。

資質の組み合わせのアイデア

自分や他者の上位資質で、組み合わせて活用することで相乗効果を発揮しそうなものを挙げています。なお、実際には資質の組み合わせに制約はありません。自分の意思と工夫で、どの資質どうしの組み合わせであっても相乗効果を得ることができます。ぜひ工夫し続け、自分の必勝パターンを見つけてください。

  • <信念>との組み合わせ
    • 全員で実行できるような案が思いつくまで考え抜く
  • <指令性>との組み合わせ
    • 私は考えることに集中し、実行は仲間に任せる
  • <コミュニケーション>との組み合わせ
    • 熟考の結果生まれたアイデアを、他人に受け入れられやすいようにストーリーとして言語化する

※ストレングスファインダーおよびその各資質名は米国Gallup社の登録商標です
※上記記載内容は弊社の知見に基づく独自の考察であり、この資質の標準的な特性と思われるものです
※資質名は同じでも、実際に含まれる才能は人によって異なります。自分だけの才能を正確に知るにはストレングスファインダーを受験し、レポートを参照してください。