<自我>(“Significance”)の特徴

「“さすがプロだな”と思ってもらえなければプロとは呼べないでしょう?」

<自我>という資質は「自分の価値を他人から認められたい」という強い欲求にもとづく才能の集まりです。自分は優れた存在でありたいと願い、そうであること感じるために他人からの評価を必要とします。

優れた存在になり、そうであり続けたいと考えることから、過去にはあまり目を向けません。重要なのは現在の評価、そしてこれからの評価です。将来にわたって自分の価値を高めたい、そしてそれを周囲にわかってもらいたいという欲求から、資格など目に見える成果を求める傾向もあります。

端的に表すとどんな人?

<自我>を上位資質に持つ人を形容する言葉として「プロフェッショナル」や「可視化・明確化」、そして「強い意欲」などが挙げられます。「成果重視型」とも表現できるかもしれません。

一方で、他人に認められたいという欲求(=承認欲求)が強いことから自尊心も高く、それらの影響が強く出過ぎると人間関係を悪化させる場合があります。例えば相手に無理矢理自分を受け入れさせようとしてマウンティングのような行動を採ってしまったり、成果をアピールしすぎて「自慢屋」と評されることもあるでしょう。

どのような才能の集まり?

  • 自分の価値を周囲に気づいてもらいたいと強く願っています
  • 自分の価値を理解してもらえなかったり、そもそも存在を認知してもらえないと自信を失います
  • 与えられたミッションは必ずやり遂げようとします。「できる人間」であることを証明しなければならないからです
  • 向上心が強く、自分の成長や成果が確認できる状態を好みます。実績リストを作ったり、資格取得に取り組みます

活躍する場面は?

  • 混沌としていて明確な指針やルールが存在しないチームのリーダー。早々に成果を出すことで周囲から認められ、メンバーからの信頼を得る
  • 若手や経験が浅いメンバーを指導する役割
  • 困難だと位置付けられ、誰にでもできるわけではないと思われている仕事を担当する状況
  • 多くの人に注目されている仕事の責任者。また多くの聴衆の前で発表を行うような役割

おすすめのアクション

  • 明確なビジョンを持ちましょう。努力を一方向に積み上げることでそれが成し遂げられる確率が高まるとともに、必要な作業や条件を明確にすることができます。
  • 自分が必要とされる仕事・職場を選びましょう。「自分にしかできない」と思える仕事に就いているときには多大な活力が得られるでしょう。
  • ToDoリストと実績リストを作成し、公開しましょう。
  • 他人があまり目をつけないことに注目し、そこにフォーカスしましょう。その方がより尖った存在になることができます。
  • 自分が承認や需要を必要としていることを周囲に伝えましょう。例え相手に悪意がなくても、反応がもらえないとエネルギーを失ってしまいます。

資質の組み合わせのアイデア

自分や他者の上位資質で、組み合わせて活用することで相乗効果を発揮しそうなものを挙げています。なお、実際には資質の組み合わせに制約はありません。自分の意思と工夫で、どの資質どうしの組み合わせであっても相乗効果を得ることができます。ぜひ工夫し続け、自分の必勝パターンを見つけてください。

  • <個別化>との組み合わせ
    • メンバー一人ひとりの価値観に合わせて自分の価値を理解してもらえるようなアプローチを行う
    • 自分が際立つ領域を見つける
  • <親密性>との組み合わせ
    • 相手に嫌がられないように相手に影響を与えて自分を認めてもらう
  • <目標志向>との組み合わせ
    • 目標を達成することにより、自分の価値を認めさせる

※ストレングスファインダーおよびその各資質名は米国Gallup社の登録商標です
※上記記載内容は弊社の知見に基づく独自の考察であり、この資質の標準的な特性と思われるものです
※資質名は同じでも、実際に含まれる才能は人によって異なります。自分だけの才能を正確に知るにはストレングスファインダーを受験し、レポートを参照してください。